A.神学生は、予科1年〜2年、本科6年の過程を経て司祭になりますが、司祭になれる判断は、神学院や各教区の養成担当者と司教がします。1年1年の積み重ねが、司祭への道を形作っています。
A.神学生を派遣する各教区からの分担金が、主な収入となります。そして、その分担金は、各教区の信徒の方から司祭養成費として集められています。また篤志家の方からの寄付も収入の一部となります。
A.3年1期で、東京教会管区・大阪高松および長崎教会管区から、養成に適した司祭が、各教区から派遣されます。
任期が終われば、各教区に帰り教区司祭として働きます。同じように、授業を教える神父も各教区から派遣されます。また個人的に授業を依頼する方もあります。それらの教員と養成者とは、2月に次年度に向けて、教員会議を開いて、授業内容を検討しています。
A.日本カトリック神学院は、東京教会管区(札幌・仙台・新潟・さいたま・東京・横浜の各司教区)、大阪高松教会管区(名古屋・京都・大阪・広島)、長崎教会管区(福岡・長崎・大分・鹿児島・那覇)の各司教区から神学院志願者が送られます。まず、各司教区の養成担当者に問い合わせてください。各司教区を経ずに直接、神学院に入学することはできません。
A.現在のところ、毎年12月に予科受け入れの試験があります。その試験を合格すると、翌年4月に予科に入学することになります。予科受け入れ願書の締め切りは毎年9月末ですので、早めに各司教区の養成担当者と相談することをおすすめします。
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